N A T U R A L   F R O N T  :  R y u k o G a k u s h a 


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夢二絃唱/土取利行+桃山晴衣/30RG3

脚本:秋山 清
語り・うた・演奏・作曲:土取利行+桃山晴衣
詩:竹久夢二(1884〜1934)

夢二絃唱[total 62:57]
〜手にまけば〜 [3:02_RealAudio][2:00_AU]



旅芸人、四国遍路、村祭り、山、海、空。
画家・竹久夢二が限りなく描く世界はどれもこれも、わたしの幼い頃の心象風景と重なり合う。
十代で都会に出てからの行動にも、重なるものが少なくない。
社会主義者としての彼。
アカデミズムに迎合しなかった彼。
震災スケッチや貧しい女達を描き続けた彼。
子どもの世界を愛した彼。
コスモポリタン、理想主義者。
そしてなによりもふるさとへの強い郷愁。何もかもがうつし絵のように重なりあってゆく。
土取利行
竹久夢二はわが日本ではめずらしい
コスモポリタンであった。
あるいは、大正時代に論じられたことのあった
ヴァガボンド魂の所有者であった。
たとえばニヒリストの辻潤が
コスモポリタンであった以上に、
日本人の好みを愛し、日本を愛しながら、
明治・大正・昭和と次第に
国力を増してきた「日本」そのものと
行き方を異にした、日本人であった。
その生い育った時代の影響から、
より新しいもの、より自由なもの、
と求めながら、いいかえれば、
脱日本を求めることに急でありながら、
その歩んだ軌跡は、どこまでも
彼が日本人であったことを
証明している。
秋山 清「わが夢二」より

「立光学舎」レーベルについて

この二点が、すべての源であることを心に据え、
「立光学舎」レーベルを創設いたしました。
国際交流、インターナショナルが宣伝され、
情報過多で一見自由にみえる現代ですが、
その実状は、狭義の音楽教育にゆがめられ硬化した感性に、
伝統の継承、発展もなく、民俗、民族音楽は
いたって貧しく、商品となった音楽のみがはんらんするという、
世界に類を見ぬほどいびつな有様を呈しています。
この状況の中に、たとえ小さな灯火でもとぼすことができればと、
ここに諸外国の多様で自由な音楽の紹介、
土取利行・桃山晴衣の創造活動の所産を顕すものです。
土取利行・桃山晴衣
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