N A T U R A L F R O N T : R y u k o G a k u s h a
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『ネイティブ・ドリーム』と題された本アルバムは、同タイトルのもとに95年に開催した"彩の国さいたま劇場"でのライブ・レコーディングである。ここには縄文鼓のソロ、トリブの古代楽器のアンサンブル、そして最後に全員で繰り広げた即興演奏が納められている。縄文鼓は4500年から5000年前頃に出現したわが国最古の皮膜楽器と推定されているもにであり、トリブの楽器群は紀元前1000年から紀元前1500年頃までのマヤやアステカなどの先住民が残したものである。これらの楽器は共に遺跡に埋もれたまま、ずっと沈黙を続けていたものであるが、ここにこのようなカタチで蘇ったのである。トリブとの共演は縄文の音楽を考える上で大きな示唆を与えてくれた。そして何よりも素晴らしかったのは、彼らがネイティブ・ピープルの心と魂を音で如実に示してくれたことであった。(土取利行)
この二点が、すべての源であることを心に据え、
「立光学舎」レーベルを創設いたしました。
国際交流、インターナショナルが宣伝され、
情報過多で一見自由にみえる現代ですが、
その実状は、狭義の音楽教育にゆがめられ硬化した感性に、
伝統の継承、発展もなく、民俗、民族音楽は
いたって貧しく、商品となった音楽のみがはんらんするという、
世界に類を見ぬほどいびつな有様を呈しています。
この状況の中に、たとえ小さな灯火でもとぼすことができればと、
ここに諸外国の多様で自由な音楽の紹介、
土取利行・桃山晴衣の創造活動の所産を顕すものです。